足の痛み

足首捻挫

歩いていて少しの段差などで足首がぐにゃり、

スポーツをやっていてバランスを保とうと思ったけれど耐えることができずに捻ってしまう。

色々な場面で足首の捻挫は起こります。


通常軽いものならば数日で痛みは治まることだと思います。

しかし、関節がずれた状態でありながら痛みが治まってしまうものもあります。

この様な場合何年も経ってから膝など別の部位に影響が出てくるものもあります。


当院では、捻ってしまった際に足首に起こる筋肉、靭帯の障害を矯正して

関節の動きを正しい状態に戻していく施術を行います。

通常の捻挫であればその場で痛みを解消でき

数回の施術で治ることと思います。

スポーツをされている方、できるだけ早く痛みを解消したい方にお勧めです。

シンスプリント


シンスプリントは、走るなどの運動による疲労が溜まって起こる

足のすねの骨膜、筋膜の炎症です。


特に陸上競技をやっている人に多いものですが、運動が好きな人には誰でも起こり得ます。


走るときには、つまずかないようにすねの筋肉を使ってつま先を持ち上げます。

この動作により筋肉とすねの骨がこすれて熱を発生させるため

骨膜に炎症が起こってしまった状態です。


症状としては動くとすねの下のほうに鈍痛を感じるといったものです。

初期は痛みが出たり出なかったり、徐々に日常生活でも痛みを感じるようになります。

そのまま運動を続けていると最終的には疲労骨折を起こしてしまいます。


当院では、炎症を起こして固くなってしまった骨膜、筋膜を緩めていく施術を行います。

大切な試合が近いなど競技を長期間休まずに痛みを取っていきたい人にお勧めです。

外反母趾

外反母趾は足の親指が人差し指のほうへ曲がってしまう病気です。

原因としては先の狭くなった靴を履いたり、足にかかる体重の偏りによって起こります。


症状としては指の痛み、足の疲れ易さ、

痛みはないけれど変形した指の外観上の悪さなどがあります。


足の痛みは変形が進んでいる状態では痛みを感じることが多く、

変形の進行が落ち着くと痛みも治まることが多いです。

また、足の裏の中指と人差し指の間の皮膚が厚く肥厚している方は

親指の変形が起こりやすいので注意が必要です。


自分で出来るケアとしては

家でくつろぐ際に指の間にティッシュペーパーを丸めたものを挟んで

指の間隔を拡げてあげるといいです。

この方法は自分の足に合わせて幅を調節し易いのでお勧めです。


当院では足の固くなってしまった筋肉を緩めて関節の動きをつけていく矯正を行い

患者さんの足に合わせたストレッチ、筋肉トレーニングのやり方を指導させていただきます。

骨の変形があまりにも進行してしまっている場合は外科的な手術が必要になることもあるので

少しでも痛みや変形を感じたら早めに相談してください。

肉離れ

肉離れは主に下腿に発生する筋肉の損傷です。

スポーツなどの運動中に縮こまった筋肉の繊維を

強制的に引き伸ばされるような力が加わって起こります。


太ももの後ろ側のハムストリング、前側の大腿四頭筋、

ふくらはぎの腓腹筋によく起こります。


筋肉がもともと硬くなっている場合に起こりやすく

ウオーミングアップが足りない、ケガが治っていない状態での運動、

筋肉の柔軟性が足りない人に起こりやすいケガです。


症状としては、患部の皮下出血、押すと痛い圧痛、筋肉の痛みによって関節運動ができなくなる

などがあります。


程度によって歩行運動が可能な場合もあれば

歩行運動が出来ずに松葉杖を使用しなければいけない場合もあります。

痛みは安静にしていれば数週間から一か月程度で治まることが多いのですが

損傷部位の筋肉の硬さが残ってしまう場合もあるので

きちんとした治療が必要になります。


当院では痛めてしまった筋肉に直接アプローチして筋肉を柔らかく戻す施術を行います。

きちんと治しておかないと再発を繰り返すようなことがありますので

早めに相談してください。

足のむくみ

足のむくみやだるさ、疲れやすく力が入らないという症状を訴える方が多く見られます。


足は身体の中で一番下にあるので

一日中立ち仕事や、座ったままなどの場合

重力の力でどうしても血液が溜まってしまいます。


年配の方になると血管の内側にある逆流を防止するための弁が

重力に負けて壊れてしまい下肢静脈瘤という

ミミズのように血管が浮き出てしまう病気になってしまうこともあります。

この様になってしまった場合は

外科的な手術でダメになった血管を取り除いてしまうのが最適です。


血管や内臓、ホルモンに異常がなく

足のむくみに悩まされる場合

筋膜の障害が起きていることがあります。

筋膜が絡まってしまうことにより老廃物や疲労が取れづらくなって

むくみや疲れ力が入らないなどの症状が出てくることがあります。


この絡まりを取り除くことによってむくみ、疲れを解消することができます。

また、骨盤の歪み、内臓の位置などを同時に正してあげることで

足が軽くなって飛べちゃいそうなんて感想をよくいただきます。


自分では何が原因になっているのか分からないこともあるので

早めに相談してください。

足底筋膜炎

足の裏には指からかかとの方向にかけての縦アーチと

親指側から小指側にかけての横アーチと呼ばれる

弓状の湾曲がついています。


このアーチは足にかかる体重を分散させる役割を果たしているのですが

足の裏の筋肉がしっかりと働いていない状態、

筋力不足、

走ることが多いスポーツ選手のオーバーユース、

生まれつきアーチの弱い偏平足、

立ち仕事、

などの足に負担のかかる生活をされている方に

アーチを支える筋膜という筋肉の表面を覆う硬い組織が

耐えきれずに炎症を起こした状態が足底筋膜炎です。


症状としては、朝歩き始めの痛み、何かに当たると痛む場所が一点ある、

歩行時痛、などがあります。


当院では、炎症の起きた筋膜に直接アプローチして痛みを抑え

アーチを構成する関節の矯正、筋肉を付ける運動の指導を行います。


足の裏は日常生活のなかで負担を掛けずにいることが難しい場所です。

適切な施術を行えば改善するのにそれほど時間のかかるものではないので

我慢して痛みがひどくなる前に相談してください。

アキレス腱炎

アキレス腱炎はウォーキングやマラソンなどの運動によって

頻繁に繰り返される筋肉の収縮が原因で起こる

アキレス腱とその周りに炎症が起きてしまった状態です。


基本的には運動のやり過ぎによるオーバーユースの状態です。

症状としては朝の動かし始めの痛み、運動後の痛み、

アキレス腱部分の圧痛などがあります。

症状が進行してしまうと安静時にも痛みが出てくることがあります。


当院では硬くなってしまった筋肉を緩めて、

アキレス腱にかかる負担を減らして

足首の関節の動きを戻す矯正を行います。


練習量の調節、足に偏平足などの変形がある場合は

変形に対する施術も行っていきます。


練習を完全に休むことなく治していきたい方にお勧めです。

末端冷え性

寒くなってきて困るのが手足の末端が冷たく痛い冷え性

特に筋肉量の少ない女性に多く見られます。


体を温めているのは血液で、

血液を温める熱を作るのは筋肉なので

女性は男性と比べると全身の筋肉量が少ないために

血液を十分に温めることができず

心臓から遠く

血流が悪いところから冷えが起こります。


また、体を締め付けてしまうような下着を着用することも

血流を悪くする原因になることがあるので注意が必要です。


当院では、全身のバランスを整えて

血流を改善させる施術を行い

脚や腕の血流を促進させるマッサージや

筋肉を無理なく鍛えるトレーニングを指導させていただきます。


患者さんによって筋肉の不足しているところや

血流が悪くなってしまっている原因となるところが

それぞれ異なる場合が多いので

全身を見たうえでのアドバイスが

有効だと思うので気軽に相談してください。